自分の子どもに 公共の場で走らない よう伝えるには? / 伝えやすい声かけ例も試してみよう!

子どもの帰りたくない理由 子育ての疑問

この一言で守れる! 公共の場で走らない

好奇心が強い子どもは、興味のあるものを見つけたら一直線にそちらに向かいます。 純粋に走ることが好きな時期でもあるため、突然走り出すことも。 走ってはいけない場面では繰り返し伝えることが大切です。 ここでは 公共の場で走らない ように私が実際に効果があったことを紹介します。

公共の場で走らない

走ってはいけない場面で繰り返し伝えて記憶してもらう

電車のホームや病院、車どおりの多いところなどの、走ってほしくない場所では「ここでは走りません!」「~では歩こうね」と少し強めに伝えましょう。 その場所に来るたびに繰り返し伝えることで、走ってはいけない場所の共通点をこどもが理解していきます。

以下、効果のあった伝え方です。

「すべきことを」を伝える

「この道の角では止まろうね」

「スーパーではゆっくり見ていこうね」

短い理由を添えてあげる

「(駅などで)危ないから手をつないで歩こうね」

「病院は病気で体がつらい人が多いから、走らないようにしようね」

ユーモアを交える

「電車のなかではひよこみたいにトコトコ静かに歩こうね」

こどもによって聞く聞かないはあるかもしれませんが、根気強く伝えてみましょう。

命の危険があるときは大声での注意も大丈夫

命に危険があるときなどの緊急事態の場合には、大きな声で注意してもかまいません。 ただ、何をすべきなのかが分かるよう、「走ってはだめ」だけではなく、「止まりなさい」と付け加えましょう。 その後で、「車にぶつかったら危ないよ」など理由を添えられると良いかもしれません。

なぜ、子どもは走り回るの…?

では、なぜ走り回るのか。 その理由を子ども目線で考えてみました。

主な理由に、

・単純にやりたいことをしているだけ

・その場の雰囲気に慣れていないから

・親の不安を感じ取ったから

があります。

つまり、落ち着いていないのです…。

ここからは、それぞれの対応方法について書いていきます。

単純にやりたいことをやっているから

走り回っている子どもは、その時にほかの人がやっている物事に興味がなかったりします。

体を動かして走り回りたいと思っていることも多いので、声をかけても聞かない場合もあるのです…。

そんな時は、好きなだけ走り回らせることで満足するので、落ち着かせることが出来ます。

公共の場など、広い範囲を走り回って危ないときには、その場で駆け足するようにさせることで、落ち着かせることが出来ます。

その場の雰囲気に慣れていないから

いつも過ごしている家での雰囲気と違う場所に行くと、子どもは落ち着かなくなります。

その場所のルール、物の配置が変わっているからです。

大人でも物の配置が変わると、「どこだったっけ?」と探し回ったり、軽いパニックになったりすることもあると思います。

子どもも同じような理由で、すぐには環境に適応することが出来ません。

そのため、落ち着かなくなってしまうのです。

特に、カラフルで落ち着きがない色合いの場所だと、子どもは落ち着かなくなるので、走り回ることが多くなります。

そのような場所でも、子どもが走り回っていて、注意しようと思うときには、後ろが落ち着いた色合いの場所を選び、子どもに「走らないよ‼」 と言うと、子どもが落ち着いてくれるので、親が言って

いることを聞いてくれるようになります。

親の不安を感じ取ったから

「どうすれば走り回らないでくれるんだろう…?」

子どもが走り回っているときには、親も注意すると思いますが、子どもが聞いてくれず、親も不安になると思います。

親が不安になっていると、子どもはすぐに感じ取ってしまい、落ち着けなくなります。

親の不安が移ってしまうのです。

子どもを落ち着かせるには、まず親が落ち着きましょう。

子どもに不安な顔を見せず、堂々と接しましょう。

また、ほかにも「むやみに怒らない」「興味を惹く言葉をかける」など、方法はあります。

言うことを聞かないからと言って、怒ってばかりいても、子どもはどうして怒られているのかわかりません。

それでは、落ち着かせようにも落ち着かすことなんて出来ません。

子どもが聞いてくれないことで、親は、「なんでわからないの?」という気持ちになってしまい、ヒートアップしてしまうこともあります。

子どもが落ち着かない時には、むやみに怒らず、いったん冷静になることが大切です。

落ち着かない原因は何なのか考えてみてください。

子どもが今やっていることよりも興味を惹きそうな言葉をかけるのも有効な方法です。

公共の場で走らない

子どもの興味を惹く声かけの例 / 公共の場で走らない よう、実際に試してみましょう

あめさんどうぞ

飴をあげるフリをするだけで、子どもたちは飴をもらったつもりで飴をなめるマネをする遊びです。

実際に食べていなくても、落ち着くようなのでおすすめです。

ダンボのお耳

ダンボのお耳には、「大きな声で小さな声を聞いて」という意味があります。

「お義母さんの小さな声が聞こえる?」と話を聞いてくれる雰囲気にもっていくのがおすすめです。

ライオンさんの声、アリさんの声

ライオンさんの声は大きい声、アリさんの声は小さい声という意味です。

今はどっちの声で話すかクイズ形式で声かけすると、「どっちだろう?」と興味を持ってくれます。

公共の場で走らない / まとめ

子どもが走り回るのには、必ず落ち着かない原因があります。 その原因が何なのかが分かれば、走り回ることがないようにすることが出来ます。 むやみに怒ってやめさせようとするのではなく、原因は何なのかを冷静に考えてみましょう。 子どもが走り出すと「だめ!」という禁止言葉や、「なんで走るの!」 と疑問分で叱りたくなることがあると思いますが、理由を説明した方がこどもは納得しやすくなります。 「道路にでるところでは止まろうよ」「病院では静かに歩こうね」などの分かりやすい言葉で何をするべきかを具体的に伝えましょう。 また、外では手をつなぐことを習慣にできると危険を避けやすくなれますし、手を通しての愛情も伝わりますよ。

公共の場で走らない

子どもを病気しない体に育てよう!

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