こどものしつけ /「○○したい!」「○○いやだ!」 への接し方、いろいろと悩みがあると思います。 そんな時の接し方等、どのように行えば良いのかを紹介します。
こどものしつけ 自己主張は成長の証
こどものしつけ について、自分のこどもが「○○したい!」「○○はイヤだ!」 と泣くのは自己主張です。 自分の気持ちを表現することで、相手のリアクションがあることから泣いたり、ぐずったりします。 同じ「泣く」という行為でも、体がどこかにぶつかって泣いてしまう事とは意味が違います。 自己主張の成長により躾の悩みを感じている人は多いと思います。
つまり 自己主張だけで無くいたずらをするときの目や何かを欲しがっているときの目など、感情が表現に表れるようになることは、これまでしっかりとこどもの要求に応えて子育てをしてきた証拠です。 しっかりと成長しているので、子育てに自信を持ちましょう。
自分の人生を意思をもって歩き始める時期
こどもは、自分が何かをしておうちの方から反応があると「自分には人に何かをしてもらえる力があるんだ」という有能感を得られます。 有能感とは、自分をすてきな人間だ、という自信を持つことができ、一生を支える大切な気持ちです。
そうした時期は、自分から働きかけて有能感を得る体験が特に増える時期です。 自分の人生を意思をもって歩み始める時期と言えるのではないでしょうか。
こどものしつけ /基本の接し方
10ヶ月頃になると、ハイハイなどが活発になったり、つかまり立ちを始めたりと行動範囲が広がります。 パパやママにとって困った行動につながる場合、こどもの要求を満たせなかったり、禁止したりすることも出てきますよね。 そんな時の接し方を紹介します。
「ダメだよ」「待ってて」の対応もあり
今までは泣けばすぐに飛んでいき、「あれかな、これかな」とこどもの要求を満たしていると思います。 ところが、赤ちゃんはハイハイなどの新能力を獲得して、危ないことやパパやママが困ることをすると、「ダメ」と禁止する場面に遭遇します。 最初は「あれ?」と感じますが、だんだんと「こんな反応もあるんだ」と学んでいきます。
ポジティブな言葉を積極的にかける
こどもに我慢させることは良くないのでは、と思うことがあるかもしれませんが、「我慢すれば楽しいことや気持ちの良いことがある」と教える機会だと考えましょう。 そして、「ダメよ」「待ってて」のあとに「ありがとう」など積極的にポジティブな言葉をかけてみましょう。 難しく考えず、自然にでてくるポジティブな言葉は、絆を深めることにつながりますよ。
ブレーキのかけすぎに注意
自己主張が始める頃から、「知りたい」「やってみたい」という生きるためのアクセルが動き出します。 アクセルだけでは暴走してしまうので、「危ないよ」「我慢しようね」というパパやママのブレーキも必要です。 ただ、ブレーキばかりかけていると、アクセルを失ってしまう恐れがあります。 例えば、何かに取り組む前に「○○してもいい?」とその都度聞くような、必要以上に萎縮してしまうケースです。 ブレーキのかけすぎには注意しましょう。
さわってほしくないものに限ってさわりたがるとき
携帯電話やリモコンなど、さわってほしくないものに興味をしめすこどもは多いものです。 どうしてさわりたがるのでしょうか? そんなときに他のパパやママが効果のあった対処法を以下に紹介します。
出さない・見せない・工夫する
携帯電話などのさわってほしくないものは、できるだけこどもの前では出さないようにしたので、困らずに済みました。
「ダメ」+理由を伝える
危険なものについては「ダメ」と強く言って、理解できなくても「やけどするから」等の理由を伝えます。 さわってほしくないものは「ちょうだい」と手を差し出して、返してくれたらほめて別のものに目を向けるようにしています。
危険なもの以外は好きにさせる
危険なものにさわろうとしたときは注意しますが、さわってほしくはないけど、こどもに危害が及ばないものは、さわりたいだけさわらせています。
もっと楽しいことがある、とアピールする
無理に取り上げずに、別の遊びを「あーおもしろいなー!」と言いながら始めました。 すぐに私の方へきて一緒に遊びました。
気持ちを受け入れてからきっぱりと取り上げる
「さわりたかったんだね、でもこれは危ないからパパ(ママ)にちょうだい!」と言ってすぐにとりあげています。
少しさわらせるのが長引かせないコツ
リモコンや携帯電話などは、少しさわらせてから、大好きなおもちゃを見せて気をそらせました。 少しでもさわると、気が済むようです。
こどもの気持ちとしては「パパが使っているものはおもしろそう」「僕も触ってみたいなあ」というところでしょうか。 こどもが携帯電話やリモコンにさわりたがる事は、パパやママにとって大事なものだと感覚的に理解しているからです。 パパやママの行動をよく見ている結果でもあります。 おもちゃの携帯電話やリモコンを渡しても「これじゃないよ」と納得しないこともあるでしょう。 これは、本物を見分ける能力が開花してきているからです。 成長の証ですので気持ち良く接してあげましょう。
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